大学に入って1年目の2006年…厳密に言えば学年末だったので2007年初頭の冬。

まだまだ高校時代の情熱が色濃く残っていました。そして学年末の課題で「ワンシーンアニメーション」という課題がありまして。やる気だけはあった自分は「ワンシーンとか関係なしにすげえアニメを作って周りをアッと言わせてやるわ！！」と無駄に頑張る事になりました。というのも、入った大学が少々残念な所で、アニメーション学科の癖に120人近い同級生のうち制作能力のある人が3割位しか居なくてｶﾞｯｸｼきたとか、まあ色々ありましてで、前作に引き続き、というか大学に入って最初の1年ほどは高校時代同様I-IV氏とPC教室に居ついてアニメを作っていたので、課題を合作でやるという体でメカのデザインと背景画を氏にやってもらいました。最初にお互いのキャラクターが居て、「何かこう支援メカみたいのと合体する感じにしようか」という話になりまして、I-IV氏が線画のデザインを出してくれたんですが当初は色の設定が無く、主に自分が色を置く作業を（氏の意見を聞きつつ）やっていたら、見事に悪役カラーと正義カラーになってしまい、申し訳ない一方で「デザイン的にこういう配色になっちゃうでしょ！」と2人で笑ってたような記憶もあります。

それにしても、内容的には前作「Earnest Fight!!」の焼き直しだし、火星人の変身シーンはボーグマンだし、何より2体の相対がまんまテッカマンブレード。模倣は学生時代の特権ということで許していただきたい…（滝汗）。同じ学科に居た人でテッカマンブレードのパクりだと気付いた人は当時数人しか居なかった模様でしたけど。当時はスーパーロボット対戦R～Wの中途あたりで、自分がテッカマンブレードにハマっていて、またYOUTUBEに上がってたボーグマン（確実に違法アップロードだと思われますが、当時はソフト化に恵まれておらず傑作選のビデオ以外の視聴が困難だったのと、自分は現在LDを持ってるという事で勘弁して頂きたい）の本編を観て、文字通り独りで文句を言ってた時期でした。

結局この作品は、どうだったんでしょうかねえ。先生からの評判もイマイチだったような。そりゃワンシーンアニメというテーマ無視して好き勝手なアニメ作って提出してんですもんねぇ。ﾊﾊﾊ

ﾊﾊﾊﾊ…

このあと、自分はというと「ボチボチPC上の作画をやめて紙に描く方に慣れないとイカンかな」と、アナログ作画の技量を上げようとflashオンリーでのアニメ制作を控えるようになり、当然制作のペースも急落、色々あってモチベーションも急降下していく事になり…
大学3年の夏に鋼鉄戦士ガリオス'08を作り始めるまでは、「エジプト神話をモチーフにしたクロス物を考えよう！！」と、エジプト神話をモチーフにしたクロス物の設定を考えて鎧のデザインをしていました。それが「古代戦殻ジェノサイダー」です。