特装司令レギオス
  
↑卒業制作展の時に飾ったポスターの原画

祝・公開10周年記念ページ


使用楽曲(アーティスト名敬称略

・Survivor(匿名少女達) →Full収録CDは現在もコチラで販売されております
・jump!(aya+RT)

2009年から2010年にかけて制作した大学の卒業制作。
「TV放送時のビデオ録画風のアニメOP/ED映像を作る」というコンセプトで作った作品。

当初、この卒業制作は「古代戦殻ジェノサイダー」で作る予定だったんですが、諸々の事情で「こりゃ間に合わん」と泣く泣くお蔵入りに。そこで代替案が無いか…と頭の中を掻き漁ったら、もう一つ自創作の作品があったな…と思い出してスケッチブックを漁り、設定を起こして出来上がったのがこの「特装司令レギオス」です。

まずキャラクター自体は、それこそ中学2年生の時に考えたコメディヒーロー漫画から来てるんですが、「レギオス」のデザイン自体は大学2年くらいの時にYOUTUBEで観た機動刑事ジバンのOPが滅茶苦茶かっこよくて、「俺もあんな感じのパワードスーツ系ヒーローを考えよう!」とジバンを記憶スケッチしたらレイズナーみたいになったというしょうもない変遷があったりします。制作開始時にはレギオスとキャラクターの大雑把なデザイン以外何も決まってなかったので、かなーり急ピッチで(良い意味で)ベタベタなヒーロー物らしい設定と物語を付加していきました。

そうして卒業制作に取り掛かったわけですが、就活もしなくちゃならんわ卒業制作もしなくちゃならんわ自宅組だったので学校の機材を使いに赴くのにも時間がかかるわ、そして大学4年というタイミングで身の程を知る羽目になるわで、本当に踏んだり蹴ったりで…。

それでも当時は(先生方からは「うーん作画が…」との至極真っ当な評価を頂いてましたけど)同級生からは意外と評判が良かったのが救いでした。
そもそも自分の大学在学中はまだ萌えブームみたいなのが尾を引いてた時期で、本来アニメオタクが好きであろうロボットアニメやヒーロー物を作る人が極端に少なかったので、こういった作品を作る生徒が少なかったから…というのも有ると思います。この辺はまた別の機会に何処かで話せるといいんですが。
あと、某放送協会のデ●スタからも放映のお話が来たんですが、没にされちゃったみたいです…

そんなわけで、やろうとしてたことは良かった、けど心残りがありすぎる!そんな思いが「古代戦殻ジェノサイダー」制作へと繋がっていくのでした…

冒頭のあらすじ

1999年。
数年前の事故で両親を失った斎藤純と斎藤健太の姉弟は親の遺産と保険でひっそりと(?)暮らしていました。
ある夜、2人はまるでテレビに出て来るような怪人に襲われます。
必死で逃げていくうちに、2人の前にパワードスーツを纏った謎の人物が現れ、一撃の下に怪人を倒し去ってしまいました。

…それから何度か怪人に襲われては救われる事が繰り返しますが、警察に信じて貰えるか自信が無い&襲われてはあっさりと撃退してもらってるわで2人は周りにこの話をしないでいました。しかし気になるのが毎度助けに現れる謎のヒーロー。2人は中の人が近場の人物じゃないかと勘ぐりはじめます。

2人のまわりにいる男性というと…氷室勇司という健太の家庭教師をしている大学生、両親が健在だった頃から執事をしている山田亮平、健太の担任の先生である小田切崇、そして純が中学生時代に思いを寄せていた郵便配達で訪れる郵便局員の中沢勇介。
2人は徐々に"レギオス"の正体に近づいていきます。そして学校が襲われた時に健太はヘルメットを外した後頭部を目撃します。茶髪は小田切先生と中沢勇介!

やがて敵も毎度現れるこの厄介者の正体を探り、上記の4人に的を絞り、姉弟ともに拉致します。姉弟が敵の手にかかりそうになったその時、敵のアジトにバカでっかいトレーラーが突っ込んできます。すると中から変わったおじいちゃんが出てきて「勇介!」と呼びます。
ここではじめてみんなにレギオス=中沢勇介である事が明かされます。


余談ですが、学生時代(主に大学時代)のデータを入れてたHDDが飛んでしまったため、レギオスは後半部のマスターデータが消えてる状態だったりします。

最初期のらくがき

    
はじめて描いたレギオスのデザイン画。一番左が2006年8/29。バブルガムクライシスとかも好きだったんで、ごっついブースターを背負ってた。

   
上よりも少し後の「レギオス」のらくがきとデザインスケッチ。


最初期デザインの彩色版。日付は2008年3月20日でした。

設定資料集

      

       

    

←卒業製作展で展示した設定資料集。上の設定画を印刷して束ねたもの。表紙はポスターの下絵。

背景画

  

サビの部分でレギオスが戦ってるシーンは大学のあった本厚木の駅前。(下が09年に撮影した参考写真)1999年が舞台なのにPARCOが閉鎖されてるのはご愛嬌。

     

   

絵置き場
    


ビデオコンテ

制作開始時にflashで作ったビデオコンテ。本当はサビの部分でダークレギオス(黒い奴)とサーベルで斬り合う回り込みとか描く予定だったんだけど無理でした。無念、いや残念

ノイズ無しノンテロップバージョン


これだとつくづく自主制作アニメ臭がぷんぷんですわね…

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2011年の震災後、高校時代の同級生がチャリティーを兼ねた展示会を企画したので、コレに参加する際に少しだけ手を加えたバージョン。
厳密に言うと提供クレジットと本編の切れ端等、細々した物を付け加えただけです…。アナログ放送終了時に記念でアップロードした物。


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