古代戦殻ジェノサイダー

SECOND WORLD WAR(Ⅱ)完結編
 

クレジット(敬称略)
OP楽曲:[Scarlet bullet]歌&コーラス:東北きりたん・作詞:杉春圭・作曲:R&T factory
CMナレーション:コガリョータ
OPナレーション:荘司 哲也


ストーリー

前作(Ⅰ)の直後の1945年7月末、遂に5人は地下要塞の中枢へ突入、それぞれのルートへ分散し、宿敵とボスを討つべく最深部を目指す。

そして戦いを生き抜いた戦士たちはそれぞれの暮らしへ戻ってゆく…。

最終決戦部だけを抜き出してゲーム化したため大雑把なあらすじは本当にコレだけである。


概要

   

1992年5月3日発売7800円(税別)

今回から"スーパー"での供給となった本作。前作(Ⅰ)が最終決戦直前で終わるというとんでもない尻切れトンボだったのが、このⅡはタイトルにある通り最終決戦部と各キャラクターのエンディングを収録したソフトとなっている。
また前作はADV要素をはじめ詰め込み過ぎ感が否めなかったのもあり、本作は横スクロールのアクションシューティング+ビジュアルシーンというオーソドックスな作りとなった。

ストーリーモードは基本4ステージ×5人分(隠しボス要素は後述)。それとVSモード・キャラバン(タイムアタック)モード2分+5分。内容が濃いか薄いかで言うと微妙な所である。
推しキャラのストーリーだけクリアしてほったらかしにした人も少なくなかったようだ。

ストーリーモード・キャラバンモードは開始時に使用キャラクターを5人の中から選択する。
VSモードはストーリーモードで各キャラクタークリアごとに敵キャラクターが使用可能になる仕様。(例・昭一ルートクリア→宿敵の哲一開放といった流れ)
ただしVSモードではハトホル/奈々子サイバーアップオシリス/ハマーは使用不可。

ちなみに旧バージョンのシステムカードで起動すると、Ⅰで非業の死を遂げた蘭と累による警告メッセージが出てくる。
考えようによっては結構ブラックユーモアである。


難易度はUNCHI、EASY、NOMAL、HARD、EX-HARD、GODの6段階。(デフォルトはNOMAL)
UNCHIは敵が一切攻撃してこない代わりにビジュアルシーンが見れない。
HARD以上の難易度はアイテムが一切出現しない。


説明書

スキャンした説明書を貼っ付けておきます。(前の所有者の裏技メモ書きがありますが…)
クリックで拡大


裏技一覧
★弾数無限 ステージ中でRUN>Ⅰ>Ⅰ>Ⅱ>Ⅱ>左>右
★HP全回復 ステージ中でRUN>SELECT>Ⅱ>Ⅰ>Ⅱ>Ⅰ>SELECT 各ステージで1回のみ可
★機動力最大化 ステージ中でRUN>上>下>上>下>上>下>Ⅱ>Ⅱ>Ⅱ これはこれで難しい
★ビジュアルデバッグ タイトル画面で SELECTを押しながら左>Ⅱ>右>Ⅰ

★スペシャルウエポンバグ
Ⅲボタンパッドを繋いでⅢボタンをSELECTに設定、連射をONにしてスペシャルウエポンを使用すると、ボタンを押してる間スペシャルウエポンが常時撃ちっぱなしになる。
このバグ技を昭一・澪・ハマーで使うと難易度GODも楽勝でクリアできる。範囲の細いシュバイツァーと単発の鳴海は微妙。
(従来のⅡボタンパッドを繋いでボタンコンフィグでスペシャルウエポンボタンをⅠ・Ⅱボタンに変更して連射してもこのバグは発生しない。何故)


各ルート紹介

各キャラクター紹介は"Ⅰ"のページをどうぞ

中沢昭一 編
主人公ルート。地下要塞のど真ん中を陽動も兼ねて突っ込んでいく。と書くと難易度が高そうだがそうでもない。中ボスはセト/哲一。ビームライフルは連続ダメージを受けやすいため少しでも接触したらすぐ離れないとあっという間に死ぬ。哲一はビームライフル発射中は動かないため後ろに回り込んで滅多切りすればアッサリ倒せる。


曾我澪 編
地下水道を迂回するルート。2Dゲーにおいて鞭状のキャラを使うキャラはやたら強いことが多い(と筆者は思う)が、ソードでボタンを押したまま自機を回すと画面上でソードを振り回せる澪もご多分に漏れず5人の中では強キャラなので雑魚戦は非常に楽…なのだが、中ボスのネクベト/エルザは相変わらず敵中ボス最強クラスなので慎重に戦う必要がある。前作のエルザが強過ぎたためか今回はエルザの武器の弾数制限がタイトになっているため、遠距離武器を撃ち尽くすと格闘攻撃を仕掛けてくるようになる。エルザの格闘武器(鞭)もリーチが長いが澪のウィップソードの方がリーチが長いのでそれほど苦労はしないはず。

ハマー・グラッドストン 編
工場エリア破壊ルート。雑魚戦と共に通過ルート上のオブジェクトを弾数制限の無いフラジェルム(鞭)で破壊しまくれるので一番気持ち良い。中ボスはヘケト/香。雷鳴槍と重機関銃は被ダメが大きいので注意。雷鳴槍は撃ち落とせるので連射して来たらキャリバー50で撃ち落とす。格闘を仕掛けてきたらヘカト(杖)のガードで弾いて数秒動きが止まった隙に情け容赦なくボコボコに&蜂の巣にしよう。

ちなみに、全キャラクタークリアを目指す場合は隠しボス戦の関係上ハマールートは最後に回した方が良。理由は後述。

シュバイツァー・シェーンステッド 編
低空域侵入ルート。シュバイツァーは機動力・火力・レーザーの使い勝手は申し分ないのだがいかんせん弾数が少ないため弾切れに泣かされがち。雑魚は極力格闘で仕留めたいのだがそうすると被ダメが増えるジレンマ…。中ボスはバアル/健司。前作では最弱の中ボスだったのが今作ではそこそこしぶとくなっている。格闘のリーチが長いので接近は避けたい。なので余計に遠距離武器の弾数が重要。雷撃は当たり判定が分かり辛いので慣れるまでは大きく避けることをオススメする。


珠本鳴海 編
送電孔侵入ルート。インファイターの鳴海は前作ではまあまあの性能だったが今作ではかなり厳しい性能に。緊急回避のスペシャルウエポンも最弱である。上手い人ならデフォルト難易度なら他4人のルートは初見クリアできる場合もあるようだが鳴海ルートは敵出現位置をある程度把握しないと厳しい。そして中ボスのタウェレト/奈々子がエルザの次に強い上に鳴海とは相性が非常に悪い。奈々子は接近すると格闘に切り替えてくるため極力接近戦に持ち込みプラズマ砲を撃たせないようにするのが基本的な攻略方法だが、奈々子の近接武器のパイルバンカーもリーチが長い&被ダメが大きいため接近戦に持ち込んでもまったく安心が出来ない。下方向からクローで足先を狙うのがコツ。

ボス戦


各キャラクターでストーリーを進めると、第3ステージは最終ボスのファラオ/小早川大佐戦。
ジェノサイダーのゲーム等々外伝作品ではお馴染みのファラオケプレシュと電脳空間のようなステージで戦う。
距離を取ってると有線式ファンネルモドキでオールレンジ攻撃をかけてくる。
ファンネルモドキはダメージが大きく慣れないうちは厄介だが、
実はファンネルモドキを伸ばし切ったあと(←重要。早すぎるとダメ)に自機をボスの真正面に移動させると死角になって簡単に回避できる。
自分の武装を格闘武器にしておいてファンネルモドキを伸ばして来たら懐に潜って格闘連射が基本戦術。
このステージだけは弱キャラの鳴海がやたら強い。

隠しボス戦


難易度ノーマル以上で、5人中4人をクリア後5人目で第4ステージの脱出ミッションをクリアすると、隠しボスのハトホル/奈々子が登場。
ジェノサイダー無印時代のハトホル/良子同様、高火力・高機動力・自動回復という壊れ性能の最強ボスである。
昭一・澪・シュバイツァー・鳴海だと相当の技量が無ければ非常に厳しいのだが、
ハマーでハトホル戦に入るとサイバーアップオシリスにパワーアップして応戦するイベントが発生し、圧倒的に楽になります。
 
オープニングでおもっきしネタバレしてんですけどね。

サイバーアップオシリスも自動回復が付いてる一方、ハトホル/奈々子はHPこそ自動回復しても
ケプレシュ(鎧)のダメージは蓄積していくためチマチマ削っていれば徐々に武装が削れて攻撃手段が減っていく。
後半の方になればサイバーアップオシリスのフラジェルム(鞭)を連射してれば画面端に追い詰めて楽勝である。

クリア後は各キャラクターのエンディング。
昭一&澪とシュバイツァー&鳴海は共通EDと見せかけてちょっとだけ違うのが芸コマ。
各エンディングは自力で見てみてね☆


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