長岡頼通(ながおかのよりみち)27歳 平安時代から、朱雀と共に大正時代にやってきた古のジェノサイダーの1人。アラブ系の父と日本人の母(共に幼少期に亡くしている)のハーフ。料理が趣味で炊事全般が得意分野であるため、譲に連れられ白詰楼に居ついてからは炊事を担当している。妻の良子との間に子供が3人居る。そのためか子供には優しい。漢字に弱く、三越を「さんこす」と読んだりする。結構ムッツリ。愛称は「チョーさん」 ホルベヘデティ ホルベヘデティは「エドフのホルス」という意味である。デル・エル・メディナでホルスケプレシュ開発のためのデータ収集用に製造されたケプレシュであり、その後実用化のため改修を加えたものである。ソル・バルーユニットがオミットされている分、各性能はホルスより勝る部分もある程。腕に装備されたエネルギーフェイザーは強力だが、複雑な機構ゆえにジャムなどのトラブルも多発するため調整が欠かせない。
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清原良子(きよはらりょうこ)27歳 平安時代から頼通を追いかけて大正時代へやってきた頼通の妻。平安人とは思えないほどの長身と長い髪が特徴。頼通との間に3人の子供がおり、平安時代に置いてきた子供の事を案じているなど母性的な性格をしている一方で、気に入った同性をイジメる困った性分がある。家事全般が出来ないドジッ子属性もあるが、裁縫は得意で卯月・葉月とちりめん細工をして遊んでいる。 ハトホル 最強と呼んでも過言ではないオーバースペックを誇る。強力なパワーと高速機動力を兼ね備え、更にこのケプレシュを纏う者は、平時においても自分や他者の傷を急速に治癒させる事ができる。そのため、首を切断されない限りは不死身と言っても過言ではない。装着者は妊娠経験のある女性に限られている。ハトホルを纏う良子が現れた事で、頼通達と朱雀達のパワーバランスは逆転するまでに至った。
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斎藤 譲(さいとう のぼる)25歳 軍人になるのが嫌で家を出ていた青年。紆余曲折あり頼通を連れ、幼馴染の弓束がいる白詰楼に居つく事になる。フランクであるものの口数が少なく、ポーカーフェイスでクール。弓束へ好意を寄せているような言動を平然と取るため、彼の実際の気持ちを掴み取るのは難しい。趣味は釣りと浅草での映画鑑賞。 ホルス(ホルサイセ) 唯一の自己進化型ケプレシュ。最初期のハルポクテラス・中期のホルサイセ・成熟型のハレンドテスへと戦いを経て進化していく。強大な火力とスピードを兼ね備えている。専用の武器ではないはずのモントゥケペシュが装備されているのは、重大な秘密が隠されていた。
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弓束(ゆづか)26歳 譲の幼馴染で、新吉原の遊郭「白詰楼」の花魁。銀髪に赤い瞳を持つアルビノ。グラマーな体系をしているが、性格や口調は男性的。郭の遊女達にとってもリーダー的な存在。譲には薄っすらとした好意を寄せてはいるものの、自分の立場もあり進展する事は期待していないようだが…。父親もネヘブカウのジェノサイダーであったことが序盤で判明する。 セルケト 蠍型のケプレシュ。強固な防御力を誇る。腕のクローは相手のケプレシュを溶かす毒素を含んでいる。また、このケプレシュを纏う者は平時もいかなる病毒が効かなくなり、他者の病気もある程度治癒させる事が出来るようになる。テイルソードはネヘブカウの武装を受け継いだ物である。
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曾我秀明(そがのひであき)26歳 良子と共に頼通を追い平安時代からやってきた頼通の親友。変わった髪型。女好きでおおっぴらなスケベ。陽気でヘラヘラしている印象が濃いが、ケプレシュの修復技術は高く頭も良い。日本橋にある鍛冶屋の手伝いをしているが、高い技術力を買われ跡を継がないかと真剣に提案されているほど。平安時代に結婚していたが、妻には先立たれている。 クヌム ケプレシュの開発と修繕を行う者のために開発されたケプレシュ。装着中であれば、自他のケプレシュを(応急的に)即座に修理することが出来る。水中や水際で性能を発揮し、高速潜航や水流を自在に操る事も可能。
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リン=ラキシス 30歳 屋久島に住むエルフの使いで、人間とエルフのハーフ。見た目に寄らず8人の中で最年長。当初はどちらの陣営が真っ当か見定める役目であったが、同じ役目のキゥイとの確執で頼通達の側に付く事に。お転婆で天真爛漫な性格をしてる。初対面の時に助けられて、秀明に惚れてしまった。人間の女性の生理同様、年に1ヶ月ほど大人の体躯になる。 ワジェト コブラ型のケプレシュ。火炎を発生させ自在に操ることができる。高い敏捷性を誇る。ネクベトと一部のパーツが共通になっているのも特徴。ソプトゥの剣と盾はリンが実の父親から受け継いだ武器。
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小田桐 翔二(おだぎり しょうじ)20歳 横浜の新聞社に勤める記者。都内の下宿しつつ「帝都に現れる天狗の噂」を追い頼通達を突き止めるが、尾行中に捕まってお灸を据えられ、それでもしつこく付きまとっていたため、トトケプレシュを纏わされて戦いに巻き込まれる羽目に。なよなよしている割に頑固。奈美季に一目惚れするも中々相手にされない様子。駆け落ちした兄と姉がいる。童貞。 トト トキをかたどったケプレシュ。頭部はヘッドギアタイプだが、背中に付いているフェイスガードも装着が可能。盾とブーメランを装備しており、盾についている刃は射出可能。見た目に寄らず火力も高い。また、時間を司るトトケプレシュは、短時間だが時間を止めて行動することもできるようになる。
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田川 奈美季(たがわ なみき)17歳 親戚の本屋「田川書房」2階に住み込みで時々本屋の手伝いをしつつ御茶ノ水の師範学校に通う女学生。迷い込んだスカラベが元で襲われた学校でバステトケプレシュを纏い戦いに身を投じる。清楚に見えるが実はかなり腹黒い性格をしており、友人達に影で「ビッチ」と呼ばれている。本姓は「宮崎」だが長野の実家との確執があり、親戚の姓を使っている。 バステト ネコ型のケプレシュ。元はムトケプレシュのマイナーチェンジと量産化のため開発された。高い防御力を持つ一方で、「パージ」を行う事により装甲の一部を外し機動力を高める事も可能。両腕のクローとナイフが主な武装。盾もあったが、奈美季が最初に使用した時に融解してしまった。
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